大会趣旨

地区大会 函館大会 大会趣旨

日本で最初の国際貿易港として新時代幕明けの舞台となった函館は、諸外国の文明や習慣を吸収しながら独自の文化を形成し、日本初のストーブや洋式帆船の製造をはじめ、北海道初の学問所や公園などが造られた先駆けた街として、この国の近代化を牽引してきました。

また、大政奉還という時代の変革の中で、命懸けで逆境に立ち向かった青年たちの歴史が函館の街に刻まれており、彼らが掲げた旗に描かれた赤い七稜星は、北海道民の不屈のエネルギーを表す象徴として、北海道旗に残されたという逸話も語り継がれています。

函館青年会議所は、戦後のいち早い復興を願う青年たちによって設立され、逆境に負けることなく街の再建に尽力してきました。私たちは先人たちの強い意思と積み上げた歴史に誇りを持ち、現在も地域の発展を願い日々運動を展開しています。

近年では「すべては地域を愛することからはじまる」というメッセージを伝えた第55回北海道地区会員大会函館大会から今日まで、毎年50万人以上の人々が訪れる冬の風物詩となったクリスマスファンタジーの継続開催をはじめ、地域の魅力発信と市民の主体者意識の向上を目的とした道南フェスティバルなど、市民や行政とともに地域性を活かした運動を続けてきました。

私たちが地域の課題と向き合い市民と連携しながら運動を続ける中で、私たちだけではなく市民の心にも地域への誇りが芽生え、誇りを持った市民は主体的に街づくりに関わり、さらに多くの市民の地域愛の醸成につながっています。

地域が存続する限り終わることのない地域愛の醸成という運動は、そこに住まう人々が誇りを持つことでより拡がりを見せるのです。

本大会では、地域の未来を真剣に考える青年会議所運動の原動力であり、住民の主体者意識の源泉となる「誇り」を次世代へとつなぐ意識を高めてまいります。

そして、私たちが前回の大会主管から10年間積み上げてきた運動の節目と、北海道新幹線の開業という新時代の幕明けが重なる機会を、北海道が大きく羽ばたくチャンスと捉えて、新時代の可能性から新たな価値観を見出すべく、固定概念にとらわれずに地域の活性化を目指します。

私たちも先人たちのように、誇り溢れる地域を未来へと残すために、次世代の地域愛がさらに深まる運動を全道に拡げることで、新しい時代への希望に満ちた誇れる北海道を創造します。

誇りを持っているからこそ 私たちは地域の未来を考える 誇れる仲間がいるからこそ 私たちは逆境に立ち向かうことができる 誇れる北海道を未来へ それが今を生きる 私たちの使命である